A:確定申告において、所得から税金を計算しますが、
所得から差し引いて貰える「控除」を忘れずに申告します。
意外とこの「控除」を知らずに損をしていることもあるので、下記に一覧として 載せておきます。
●雑損控除: 盗難などに合った時に、受けられます
●医療費控除: 年10万円以上の医療費がかかった際に受けられます。ただ所得が低い場合には
10万円に満たなくとも受けられます。計算方法がありますので、
まずは、計算してもらうと良いです。
良く分かっていない職員さんやアルバイトさんに
聞いてしまうと、「年10万円満たないと控除は受けられません」と
通り一遍で答えられてしまいますが、もしも所得が低い場合には、確認してください。
●社会保険料控除:国民年金や国民健康保険などの支払があれば受けられます。領収証が必要です。
●小規模企業共済など掛金控除:この名前に聞き覚えがあれば(笑)控除が受けられます。
●生命保険料控除:民間の生命保険の支払いに応じて控除が受けられます。
以前は10万円を超えると、それ以上は いくら払っても控除は同じ、という
時代もありましたが、今は、多少控除額が変わる事もありますので、
念のため、支払った分の領収証は、全て確定申告時に提出します。
●地震保険料控除:地震保険料は控除対象ですが、火災保険料は控除対象ではありません。
●寄付金控除: ふるさと納税や震災の被災地への寄付金、その他、寄付金全て対象です
●寡婦・寡夫控除:ご病気などで奥さまや旦那様が無くなった方などが対象です。
3種類位の控除がありますので、確定申告時忘れずに申し出て下さい。
●勤労学生・障害者控除:該当の方は忘れずに申し出て下さい
●配偶者控除: 旦那様の扶養に入る奥さまは忘れずに申請してください
●扶養控除: 子供さんがいる方は申請してください
●基礎控除: 特に申しで無くても、必ず誰もが控除されます。
●青色申告特別控除:青色申告者のみ 自動的に控除されます。
●配当控除: 株を購入している人が該当する控除です。